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2018年07月12日(木)

【二世帯日記】日本の知恵「すだれ」

マスオさん建築士が語る二世帯のリアル

 

快適な住まいづくりのヒント

「もぁ〜っと暑い、暑すぎる…」

毎日、日差しが強烈ですね。
家に帰ってきたときは 「もぁ〜」っと、なんとも言えない空気が部屋に立ちこめます。
最近の家は「高気密・高断熱」の家が多いので特にそう感じますよね。

実はそうなんです、一度熱が家の中に入るとその熱も閉じ込めてしまいます。
だから余計に暑く感じてしまう。
そこで家の中に、熱を入れない工夫が必要です。と言っても大げさなものではなく なんと!1,000円程度から可能です。

それは、「すだれ」です。

これなら簡単に太陽の熱を遮断可能です!
ブラインドやカーテンも有効ですが、あくまで室内側で日差しをカットするので、熱はお部屋に入り込んでしまいます。

 

すだれの起源

せっかくなので… すだれ「簾」の起源を簡単に調べてみました。
古くは、中国の時代に遡るらしいのですが、そもそも家の入り口に、その境として掛けた(垂らした)らしいです。つまり、家=「巣」 の入り口に「垂らす」 で 「すだれ」と言われているようです。
【すだれ資料館参照】

なるほど! そもそもは玄関の暖簾の様な役目だったのがはじまりの様です。
昔の人の知恵は素晴らしいですね!

とは言っても、最終的に現代人が頼りにしているものは「エアコン」ですよね…
最近の機械は、あまり負荷を掛けず「ゆるーく」動かし続けるのが省エネの秘訣みたいです。

ちなみに、冒頭の写真の「オーニングテント」の伸縮は
義理の父が毎日せっせとキコキコやってくれています…

 

執筆者

「マスオさん建築士」
株式会社Lakke 金内浩之

一級建築士
木造住宅診断士
住宅ローンアドバイザー
ファイナンシャルプランナー

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